【依頼講座】らふらんす大江に行ってきました!
2018年9月7日
2018年8月24日(金)
総合福祉施設 ら・ふらんす大江
プログラム名「きらめく星座」
7月に引き続き8月もらふらんす大江の皆さんと、臨床美術を楽しんでまいりました。
今回は普段見ている星が輝く空の、もっともっと先の宇宙を描いていきます。
「星を見たことはありますか?」の質問にはたくさんの手が挙がりましたが、その先の世界は写真を見てもらいイメージしてもらいます。
目では見ることのできない様々な色に輝く星と広がる宇宙。きっと皆さんの瞼と心に印象は伝わったことと思います。
さあ、いよいよ実際に星を描いていきます。
星の音楽に合わせて、漆黒の画面に力強くどんどん星をちりばめていく方。
じ~っくり考えた末の魂のこもった星。
眩しくきらめく巨大な星たち。個性が輝きます。
星座の間を飛ぶ宇宙船。星が放つ閃光。はたまたビックバン?!
ゴールドのジェルペンが走る、走る!宇宙の輝きが増しました。
指を使って、星間ガスもいい具合に表現されていますね~
果てしなく続いているであろう宇宙の一片を切り取ったような、きらめく星座。
見たこともない世界に思いをはせ、何という創造性のある作品の数々でしょう。 私たちも見たことのない世界。きっとこんな風景があるんじゃないかと思わせてくれました。
臨床美術の日をいつも楽しみにしていただいているという話を伺っています。 これからも期待に沿えるよう、そして皆さんの笑顔が見れるように、楽しい活動を準備していきたいと思います。
次回は10月です。
【依頼講座】宮城県七ヶ宿町へ行ってきました!④
2018年9月1日
2018年8月25日(土)
依頼講座 宮城県七ヶ宿町社会福祉協議会
会場 七ヶ宿町高齢者センター(関)
プログラム「水面のペンスタンド」
高齢者センターの講座では、いつもは午前の部と午後の部に分かれて行っているのですが、今回は人数の関係もあり、午前・午後のメンバーが一緒になっての開催となりました。いつもより人数がちょっと多いため、会場の雰囲気もより賑やかに、講座スタートです!
先月に引き続き、今回のテーマは「水」です。川の流れや川に住む生き物などの話題から、イメージを膨らませていきます。七ヶ宿の川には「イワナ」がいるそうです!
それぞれのイメージから、どんどん画面に色がかさなっていきます。
乾かすために、一旦、床に並べられた作品・・・・・参加者の間で自然と鑑賞会が始まりました!「いい色ね~」「すてきだこと~」お互いの作品を見ながら、そんな会話が飛び交います。
形にもひと工夫!久しぶりの粘土の感触に「楽しい~」と笑顔も(^^)こだわりの形にこだわりの色面がかさなっていきます。
やさしい色合い、コントラストが美しい色の組み合わせ、刷毛目を活かした動きのある構成・・・
何を入れて使うのかな~?どんな場所に置くのかな~?皆さんのご自宅で使われる様子を想像するとワクワクする、そんなステキな作品が完成しました。
次回の七ヶ宿町の講座は秋、10月と11月です。その頃には山々も色づき始めていることでしょう。実りの秋に皆さんに会える日を楽しみにしています。
写真提供:七ヶ宿町社会福祉協議会
【依頼講座】らふらんす大江に行ってきました!①
2018年8月27日
2018年7月13日(金)
依頼講座 らふらんす大江
「スタンピングで描く紫陽花」
4月の講座はご家族の方と一緒の講座でしたが、今回は年3回行っている講座の第1回目。
本日のプログラムは「大江町の花」でもある「紫陽花」をモチーフに描きます。
「スタンピングで描く」ということで、どんな制作になるのか楽しみにしてくださっていたとのこと!
テーブルには、いろいろな色の紫陽花がならびました。
まんまる・ほわほわの紫陽花を体感しながら、制作スタートです!
何色の紫陽花を描こうかな~と考えて色を選んでいきます。
臨床美術の講座で色紙に描いていくのははじめてです!
白い画面に1つ2つと紫陽花のかたまりが描かれていきます。
小さな花がいくつも集まっている紫陽花をじっくり観察。
小さな花の1つ1つはどんな形をしているかな?
いろんな画材を使い、工程も多いプログラムですが、皆さん、慣れた手つきで画材を使いながら、画面いっぱいに紫陽花を表現していました!
やさしい雨を受けたように輝く アジサイ
シーズンを喜ぶような満開のアジサイ
清流のほとりに たたずむようなアジサイ
今年の紫陽花が一堂に並びました!
次回は8月、2回目の講座です。どんなすてきな作品に出会えるのか、楽しみです。
【依頼講座】宮城県七ヶ宿町に行ってきました!③
2018年7月22日
2018年7月16日(月)
依頼講座 宮城県七ヶ宿町社会福祉協議会
会場 湯原コミュニティーセンター
プログラム「水面のペンスタンド」
2ヶ月振りの湯原での講座です。今回のテーマは夏にふさわしい「水」です。うっすらとした雲が強い陽射しを防いでいましたが、それでも暑いです。そこで今日は、冷房が入るカラオケルームでの実施となりました。部屋に入るなり、「クーラー効いて、いいな」と言って、冷たい麦茶で喉を潤す参加者の皆さん。午前中に農作業をされ、急いでシャワーを浴びてから会場に来てくださったそうです。暑いだけでも大変なのに、そんな忙しい思いをしながら来てくださるのは、楽しみにしてくださっているからですね。
今日の参加者は9名です。清々しい水の流れをイメージしていただくために、写真や、水の流れる音を聞いていただきました。「昔は近くの川で泳いだ」「小川は身近だから、あえて水が流れる音を意識したことがない」など、まだ漠然としたイメージのようでした。
「水の流れ」から更に「水面」に意識を向けて、色を選びます。「桜が散ると、水面はピンクになるなあ」とイメージが沸いてきたようです。水=青、水色、とはならず、水面に浮かぶ木の葉や、紅葉といったイメージに合わせて色を選んでいました。
その後、水の流れを表現しました。たっぷりの水で溶かした水彩絵の具がにじんで混ざりあい、個性あふれる水面が広がっていきました。
ペンスタンドを作りでは、最初は形が崩れるのを躊躇していた方も、メインの「形は自由でいいんですよ」という言葉に安心したのか、思い切った形に挑戦し始めました。こうしたい、こうしたらどうなる?自問をしながら指を動かす方、集中して黙々と作る方。時間とともに、どんどん形が変化していきました。
完成です!鮮やかな作品が出来上がりました。
布を織るように格子に貼ったり、色の出方を注意深く見ながら丁寧に斜めに貼ったり、貼らない部分を残すか悩んだり。工程の多いプログラムだったのですが、一つ一つの工程を楽しんでくださったのが伝わってきました。
製作中、子育て時代を思い出したのか、「夏休みの自由研究みたいだな」「あれは大変だった」「子供たちすっど楽しいべね」という会話が聞こえました。普段気にしていないことに意識を向け、昔の記憶を思い起こし、制作を通して自分の感性を表現する。まさに臨床美術の王道!とも言えるセッションでした。
写真提供:七ヶ宿町社会福祉協議会
【依頼講座】宮城県七ヶ宿町に行ってきました!②
2018年6月18日
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