【依頼講座】七ヶ宿町に行ってきました!③
2019年9月30日
2019年9月21日(土)
依頼講座 七ヶ宿町社会福祉協議会
七ヶ宿町高齢者センター&湯原コミュニティーセンター
プログラム「ほおずきのある団扇」
沿道にはコスモスの花が揺れ、黄金に色づいた稲穂や頬に当たる風に秋の気配を感じる本日、今年度3回目の七ヶ宿依頼講座へ行ってまいりました。
今回のプログラムは団扇にドリッピングをするところから始まります。ドリッピングは前々回のカレンダーで経験済みの方もいらっしゃいますが、自分の思いとは別の方向に絵の具が流れていく様子に、「わぁー」「あー」と皆さんの声が笑顔とともに聞かれます。
でもさすがです。前々回の経験が生かされて絵の具を垂らす場所や、絵の具の流し方も工夫されてドリッピングを楽しんでいらっしゃいました。
さて、いよいよ今回のモチーフ「ほおずき」の登場です。今回も七ヶ宿社協さんがとても生き生きとした大きなほおずきをご用意して下さいました。「もらってきたのー」とご近所から頂いた枝についたほおずきをご持参下さった方もいらっしゃいましたよ。スタッフが準備したものとあわせて、たくさんのほおずきをよーく観察します。
小さい頃、中の実で笛を作って遊んだことや土地柄によっては、お盆やお彼岸のかざりにすることなど話がはずみます。ドリッピングでできた枝にほおずきの実をつけます。「ほおずきって、こんな形なんだねー」「すじみたいな線が見えるねー」「萼をむいて、実が見えるようにしたいなあ」とお話されているなあと思っていたら、いつの間にか「しぃーん」 皆さん、ものすごく集中して、ほおずきを 形 作っていらっしゃいました。
「ほおずきのある団扇」完成です。かさなりあう色でさらに深い色になったほおずき。情熱的な赤いほおずき。白がやわらかな印象のほおずき。カラフルで楽しいほおずき。自然の中でのほおずきの風景が見えてくるような皆さんの作品。初秋を表す季語でもある「ほおずき」皆さんの団扇から涼やかな風が運ばれてきそうです。
次回は、秋も深まりを見せる11月です。また七ヶ宿町の皆さんの素敵な笑顔と作品にお会いできることを楽しみにしております。
写真提供:七ヶ宿町社会福祉協議会