日々の活動Blog

【レポート】依頼講座・らふらんす大江に行ってきました

依頼講座
2015年8月7日(金)
総合福祉施設 ら・ふらんす大江
プログラム「植木鉢に描く地中のアナログ画」
 

朝からサンサンと太陽が輝き、今日も暑くなりそうな山形・大江町。
施設の敷地内にラフランスの木があり、今年6月に施設を訪れた時には葉が茂るだけで
したが、今では青々とした実がたわわに実り、植物の生命力のすごさに目を見張りました。

今回のメイン講師は井上人美さんです。

井上さんが用意くださった、
たくさんの試作品がテ―ブルに並びました。参加者の皆さんの創作意欲をかきたてます。

画材は植木鉢。素焼きならではのざらざらした感触も楽しみます。

いよいよ制作です。いろんな形の種の観察をしたりしながら、植木鉢に土の中の生命力を感じてオイルパステルで塗っていきます。

皆さん何回かオイルパステルを使っての作品制作をなさっているので、使い方もお手のもの!
混色した
り、強く塗り込んだり、細かい線描にするなど、制作に入ると、皆さん思い思いに色を重ね、熱心に作品を仕上げていきます。


発想が豊かで個性的な作品が次々
に出来上がりました。

鑑賞会では、自分の植木鉢に「お花を植えてみたい」との感想がたくさんありました。
皆さんの素敵な植木鉢に、どんなお花が咲くのか楽しみです。
次回は10月です。また元気な笑顔にお会いしたいですね。

【レポート】依頼講座・宮城県七ヶ宿町に行ってきました!

2015年8月5日(水)
依頼講座    宮城県七ヶ宿社会福祉協議会
会場:七ヶ宿町高齢者センター
プログラム「すいかの暑中見舞い」

昨年度春にも訪れた七ヶ宿町社会福祉協議会から今年度もご依頼をいただき、暑い空気にも負けず!宮城県七ヶ宿町へ。
七ヶ宿町は本当に緑豊か!森林浴をするかのような清々しい気持ちの中、会場に到着です。

今回のプログラムは、社協の担当の方からもリクエストを頂戴し、「すいかの暑中見舞い」にチャレンジ!

今が旬!のスイカをみんなでかわりばんこで実際持ったり、食べてみたりもしました。 …やっぱり、旬のものは最高!です。

どんな作品ができるのでしょう?みなさん、どきどきしながら制作がすすんでいきます。


今回の講座には初めていらっしゃった方も数名、80代、90代の方までご参加いただき、みなさんの熱心に取り組む姿がとても印象的でした。

さぁ、作品の完成です!
どのすいかも、とーっても美味しそう!みずみずしさ、甘さが画面いっぱいに表れています。

鑑賞会はお互いの作品をみんなで味わえる大切な時間です。


みなさん、ご自分の作品が紹介されると、にっこり!参加者のみなさんの笑顔を見ると一気に気分が和みます。
「前回の作品と並べて飾ろうかしら…」と声も聞こえてきたり。
今日出来上がった暑中見舞い、残暑見舞いを誰に送ろうか?想像も膨らみます。

鑑賞会の途中、「これ、あげるわ!」とお裾分けが!とってもうれしいサプライズまでいただきました。

世代を超えて、とても楽しい時間を過ごすことができました。

「次はお友達連れてくるからね~!」と元気よく帰られた おばあちゃん。
またあの素敵な笑顔に会えると思うと、次回の講座が待ち遠しい気持ちでいっぱいになります。
ふたたび七ヶ宿の皆さんにお会いできるのを楽しみに…次は11月に訪問します。

写真提供:七ヶ宿町社会福祉協議会

【レポート】体験講座「植木鉢に描く地中のアナログ画」開催!

2015年8月1日(土)
男女共同参画センター ファーラ
プログラム「植木鉢に描く地中のアナログ画」

夏真っ盛りの山形!この日も朝から暑い日となりました。
今回の講座は、植物もぐんぐんと成長する夏にぴったりなプログラム「植木鉢に描く地中のアナログ画」に挑戦!
地中の様子をイメージして、素焼きの植木鉢に描いていきます。
どんな作品が生まれるのか…わくわくドキドキ!講座のスタートです。

時折、植物ついての話を織り交ぜながら制作が進みます。
なさんも「へ~そうなんだ!」と興味津々!
イメージが、思いが作品に込められていきます。

みなさんの考える、地中の様子って…?作品もどんどん変化!
植木鉢に描くことなんて日常では体験できない!と、面白い描き心地にみなさんの描く手も止まりません。


制作の途中、「楽しい!」と聞こえてきた声に、会場全体がふっと和やかな雰囲気となっていました。

さぁ、みなさんで作品を鑑賞していきますよ~。


カラフルで楽しい作品が勢ぞろい!
見ている人にもパワーがもらえそうな、そんな魅力一杯の作品が完成しました!

参加者のみなさんの感想を一部ご紹介します。
「オイルパステルと、素焼きの鉢の組み合わせが、描いていてはまってしまいました。イメージしたものと違ったものができてしまうのが魅力。参加者の表現それぞれに個性があり、毎回見ていてとても刺激を受けます。」(30代、男性)
「集中して参加した。花を植えたかったので、自分の植木鉢ができてうれしかった。オイルパステルは思った通りの色にはならないと感じたが、それがまた面白かったと思う。」(30代、女性)
「植木鉢が欲しかったし、絵も描けるのでgoodタイミングでした。自分で描いたものを部屋に飾りながら、使えるのが良いアイディアです。オイルパステルなど知らない画材を知ることができてよかったです。他の方のも見ていて面白い。」(20代、男性)
「ほうれん草の種の形とか、初めて知りました。」(50代、女性)
「初めて体験講座に参加しました。あっという間の2時間でした。もし機会があったらまた参加させていただきたいです。ありがとうございました。」(20代、女性)
「他の方の作品を見て、自分も試してみたいと思うところがあった。あと10分ほど手を加える時間があればうれしいと思ったくらい、あっという間の時間でした。今度はもう少し大きなものにも描いてみたいなど、次々と気持ちが広がる体験でした。ありがとうございました。」(50代、女性)

出来上がった作品も飾ったり、実際に使って楽しんだりして、みなさんの日常に彩を添えられたら素敵だな…と感じた講座となりました。
また臨床美術を通じて楽しい時間を共有できるよう、体験講座を実施していければと思います。
次回講座もお楽しみに!

【レポート】≪アートを楽しもう!≫「コラージュパズル」開催しました!

2015年7月26日(日)
山形市 みはらしの丘ミュージアムパーク内 はらっぱ館
色鉛筆講座「コラージュパズル」

500色の色鉛筆を使っての体験講座も早くて3回目。
大変暑い中でしたが、爽やかな風が吹き抜ける みはらしの丘、今回も楽しい時間を過ごしました。

今回のプログラムは「コラージュパズル」。
モノトーンの世界にパズルをするようにデザインを楽しみます。

構成した画面の中に、自身で選んだお気に入りの色で描いていきます。

「こんな描き方もできるのね~」
「この形、色、すてき!」
描きすすめるごとにイメージが膨らんで…自分の世界がどんどん変化していきます。
作品を見合っているうちに、自分の中になかった表現を発見、新しい自分が引き出されていくようです。
今日はじめて会った方同士だけれど、制作を通して徐々に打ち解けて、楽しんでいらっしゃいました。

そして恒例の鑑賞会!

夏にぴったりな、ポップで元気な作品が勢ぞろい!

リズム感があって、見ているこちらも楽しい気持ちにさせてくれるようです。
「みはらしの丘のイメージを表したんです!」と作品についてお話してくださる方もいらっしゃいました。
あっという間の1時間の講座の中で、みなさんのなかに様々なストーリーが生まれていたようです。


制作を通し、色鉛筆でできる表現をたくさん感じてもらえた講座となったのではないでしょうか?
講座が終わった後の、参加者の皆さんの和やかな表情がとても印象的でした。

次回の体験講座は8月1日(土)。「植木鉢に描く地中のアナログ画」です。
どんな方々、作品との出会いがあるのでしょうか…?お楽しみに!

【レポート】研修会を実施しました!in 飯豊町

2015年7月20日(月)
山形県飯豊町 どんでん平ゆり園  他

クリニカルアートやまがたでは、研修を担当してくださった会員の小山さんの企画にて、今年度はじめて会員のための研修会を実施しました!
「めざみの里」と言われる飯豊町の豊かな自然を五感で感じ、自然の中でアートプログラムの制作をする計画です。

まず向かったのは、飯豊町の散居集落を一望できる展望台へ。
飯豊町の観光協会の方に案内をしていただきながら、緑の田園風景を眺めました。なぜ散居集落となっているのか…?などの説明をしていただき、大変勉強となりました。
まだまだ梅雨の時期がつづく山形、台風の影響も心配されるなか…今朝の雨の影響で靄がかかっての風景でしたが、雨が降ったおかげで緑の色が濃く、雨で濡れた木々の匂いも すーっと私たちの気持ちをすっきりさせてくれるようでした。
 

次に、東日本最大級の いいでどんでん平ゆり園に到着。(いいでどんでん平ゆり園様 HP http://www.dondendaira.com/   )
このころには徐々に天気も回復!とても夏らしい暑い気温に一気に気分も上がります。
広大な園内に咲くゆりの花のほかにも、ラベンダーやアジサイの花などが咲き誇る園内を散策し、色とりどりの花々を楽しみました。

休憩を経て、本日のメイン、自然の中での制作です!
ゆり園さんのご協力により、園内の屋根のあるスペースをお借りして、いざスタート。
今回制作したのは「夏色コレクション」。
さわやかな風が吹き抜けていく中、これまで感じた飯豊町の自然を作品に表現していきます。
ゆり園のスタッフの方や 、ゆり園に来られたお客さんにも声をかけていただき、制作風景を見ていただきました。

山の緑、ゆりの花のオレンジ、ラベンダーの紫、空の青… みなさんそれぞれが感じた「夏色コレクション」が完成!

制作を通し、五感で感じることとは?という、臨床美術を実施していく上で重要なポイントを改めて確認できました。
飯豊町の自然を五感で目一杯感じて、今後の活動にも活かしていけそうな、大充実の研修会となりました。

今回の研修会に関し、飯豊町観光協会、いいでどんでん平のスタッフの皆様に多くのご協力をいただきました。お忙しい中、ありがとうございました。この場をお借りし、感謝申し上げます。

ブログをご覧になっている皆さんも、飯豊町に行ってみてはいかがでしょうか?

飯豊町観光協会    http://www.iikanjini.com/
いいでどんでん平ゆり園   http://www.dondendaira.com/

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