【依頼講座】宮城県七ヶ宿町に行ってきました!①
2018年5月15日
【依頼講座】ら・ふらんす大江に行ってきました
2018年5月6日
2018年4月29日(日)
依頼講座 らふらんす大江
「いろいろな線と色で遊ぼう」
4月29日、らふらんす大江の利用者さんとご家族合わせて52名の皆さんに、臨床美術を体験していただきました。
らふらんす大江さんといえば、7年前に施設の利用者さんに向けて臨床美術の講座をぜひ!との希望からお声がけいただき、それから年に3回ほど伺っている馴染みの皆さんです。
今回は、ご家族の皆さんにも臨床美術を体験していただく機会をいただきました。
「いろいろな線と色で遊ぼう」はオイルパステルの使い心地をたっぷり楽しめ、様々な表現で新しい自分を発見できるプログラムです。
これまでオイルパステルは何度も使ったことのある利用者の皆さんとともに、初めての画材に戸惑うご家族も、制作が進んでいくと、その描き心地の気持よさ、描きこむごとに変化する画面に面白さを感じて、徐々に笑顔も見られるようになりました。
はじめは選ぶ色も、講師が選んだ色に似通ってしまうことがありましたが…「この色使ってみよう」とチャレンジされ、少しずつ自分色を見つけだし、出来上がった作品はそれぞれ個性が発揮された仕上がりでした。
今回は親子で共にそれぞれ制作。作品の個性が輝く中にも、雰囲気が似ていたり、ポイントで使う色が一緒だったり…やはりシンクロしてしまうものなのでしょうか?
実際に体験され、ご家族の皆さんも臨床美術の楽しさを感じていただけたようです。
恒例の鑑賞会では、皆さんホワイトボードに貼られたご自身の作品をしみじみご覧になってはとても気に入ったご様子。臨床美術のことを熱心に質問される方もいらっしゃったのが印象的でした。
「また体験してみたい!」という感想をご家族から頂戴し、ぜひ実現できたら…と私たちも思っています。
今年度もらふらんす大江さんには講座で伺う予定です。今後出来た作品へのご家族の見方もきっと違ったものになるのではないでしょうか。
今年も素敵な笑顔の皆さん、素敵な作品に出合えることを楽しみにしています。
【依頼講座】宮城県七ヶ宿町に行ってきました!⑦
2018年4月1日
2018年3月24日(土)
依頼講座 宮城県七ヶ宿町社会福祉協議会
会場 七ヶ宿町高齢者センター(関)
プログラム「朝日」
ぽかぽかと春の日差しに照らされた暖かい室内。「今日は何を描くのかしら?」参加者の皆さんの楽しそうな会話が聞こえてきます。本日は、午前1期生、午後3期生の2回講座です。3期生の皆さんにとって、今回初めての絵具を使ったプログラム。テーブルに用意された筆に目をとめ不安そうな表情です。
1期生の皆さんは5年目とあって、余裕の表情で筆を走らせます。
本日描くのは朝日です。山々に囲まれた七ヶ宿町では、東側に高い山があり朝日が上がる様子が見えづらいのだとか。そんなお話をしながらも皆さんおのおのの記憶を辿って日の上がる情景を思い出しながら描いて下さいました。
真っ暗い夜が明けるとき、赤や黄色といった暖色の光に照らされて山々が輝いて見えます。うっすらと残る夜の名残を寒色で表現しながら皆さん思い思いの朝日に仕上げていきます。
「難しいわね」と言いながらも皆さん手が止まることはありません。
霧がかった空気感を表現したり、山々が若葉や桜の花で色づいたりと春を感じる作品に仕上げていました。
鑑賞会では最初の緊張はどこへやら・・・「朝日」のような輝く笑顔を見せて下さいました。
次回の講座は5月。その頃には七ヶ宿町の山々も青々と色づいていることでしょうね。新緑の季節に皆さんにお会い出来ること楽しみにしています。
写真提供:七ヶ宿町社会福祉協議会
【依頼講座】宮城県七ヶ宿町に行ってきました!⑥
2018年3月17日(土)
依頼講座 宮城県七ヶ宿町社会福祉協議会
会場 湯原コミュニティーセンター
プログラム 「朝日」
講座の数日前はいきなり気温があがって暑かったものの、当日はまだまだ肌寒い3月らしい天気。
山間はまだまだ雪が残るそんな中、宮城県七ヶ宿町に行ってまいりました。
プログラムは「朝日」。アクリル絵の具を使って、朝日が昇る様子を表現します。
思いもよらない展開から始まるこのプログラム。
参加者のみなさんも「えぇ??」「こんな風でいいの??」と、戸惑いの表情が・・・
しかし、制作を進めていくとだんだんと表情も緩んできます。
一口に”朝日”といっても、いろんな色がある。みなさん、いつか見た”朝日”を思い起こしながら制作をすすめました。
そして完成!
いまから朝日が昇らんとするかのような「朝日」の風景や、朝日のパワーがじわじわ、ぐぐっと感じられる素敵な春の朝の風景が出来上がりました。
「これはね、樹氷の間から見えた朝日」と教えてくださる方もいました。
「なんだが、難しいっけ~…」とおっしゃっていた方も、鑑賞会の時にはにっこり笑顔!
「離れて見ると、近くで見ていたのとまた違って見えて、ほんとに素敵ですよね!」と、メイン講師からもコメント。
お互いの作品を「いいね~」と味わった鑑賞会となりました。
ちょっと難しいと感じた今回のプログラム。しかし、みんなでわいわいと楽しみながらやれば、脳をいきいき!気持ちもいきいき!させてくれるのかもしれません。
講座でもたくさんの笑顔にふれることができて、とてもうれしい講座となりました。
また、みなさんと一緒に制作するのがいまから楽しみです。
写真提供:七ヶ宿町社会福祉協議会
【依頼講座】 河北町どんがホールへ行ってきました
2018年2月16日(金)
会場 河北町 どんがホール
実施プログラム「新聞工作 カボチャ」
平成29年度も河北町へ行ってきました。町の広報誌を見て申し込みくださった、元気な65才以上の皆さんです。
開会に河北町役場の職員さんより「ますます若く・・・」と挨拶をいただきました。私達スタッフのも大きく共感し、制作説明に入ります。
まずは、同じテーブルになった方同士で、カボチャについて話してみます。「おいしいよ」、「切るのが大変ね」と弾みがつきました。
楽しいおしゃべりは、工作が始まっても続きました。制作をすすめながら、「(かぼちゃ)サラダにして食べたのよ~」 だけど、…「お父さん(夫)は食べなくて」。
見事に10本の指をあやつって、みるみるうちにカボチャが姿を表してきました。
大きな色和紙をそのままペッタリ。好きな色の和紙を、丁寧に形を整えてペタリ。模様を入れたり、カボチャのモデルさんにドレスを仕立てるデザイナーのような参加者さんもいらっしゃり、2つとないカボチャが出来あがりました。
そして見事な作品がずらりと並びました。「あの方の(カボチャ)素敵」と、ひとつひとつに拍手を贈り合います。
最後は河北町さんより、素敵なプレゼントの用意がありました。モチーフになった「カボチャ」の抽選会です。引いたクジにカボチャの絵があれば、モチーフ「カボチャ」をもらって帰れるお楽しみ抽選会です。
当たった方は2つのカボチャを手に会場を発たれました。“プレゼント”も“作品”もどちらもズッシリと重いカボチャです。
講座に参加されたみなさま、ありがとうございました。
お声がけくださった河北町役場のみなさまにも、この場を借りて御礼申し上げます。
© 2012 クリニカルアートやまがた All Rights Reserved.